自分の感覚を信じきる。
昨年末のタイ1人旅。
一人旅というのは当然ながら自分に全てがかかっている。楽しい旅にするのも、そうでない旅にするのも全て自分次第。誰のせいにもできなければ、環境のせいにもすることができない。どんな判断も自分の責任になる。
タイ初日、私はこの国の道路事情に度肝抜かれた。交通ルールがあるようでない、ないようであるタイランド。信号が赤だろうが歩行者がいなければ車が進むシステム。
横断歩道を渡ろうとして待っていても車は止まってはくれない。こちらがエイっと道路に飛び込めば車は止まる。道を1本渡るにも命懸けである。そして日本のように歩道と車道みたいな区別がこれまたあるようでないものだから、歩道を歩いているのに安心できない。
旧市街を歩いて回ろうとしていた計画は、ポキッと折れた心により中止に。このままではせっかくの一人旅が台無しになる。ここは歩行者より車優先社会。予定変更。考えた結果、郷には郷に従えと車やソンテウで移動することにした。そしたらなんとまぁ快適だこと!そして足ができたという事で、結果的に私の行動範囲を大きく広げた。
出国前に考え抜いた完璧だと思っていた旅のプランは予定変更の連続だったけれど、そのおかげで想像以上の旅になった。この感覚はこれからの人生で常に持ち続けていたい。私はいつでも、どんな時でも、選び直すことができるのだ。
壁にぶつかるってラッキーなのかも。だって想像以上の素晴らしい旅になったから。
自分の感覚だけを信じて、エイッと道路とw、新しいことに飛び込み続けたタイでの4日間は私と私の絆をより強固なものにしてくれた。これからも私は自分の感覚だけを信じて生きたらいい。何にも誰にも囚われる必要もない。ただ、自由に生きたらいい。
それはきっと想像以上に素晴らしい人生になる。(と200%信じられる自分が今ココにいることが、この旅で得た最大のギフトなのかもしれない。)
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